Mobikeとは

mobike

中国シェアサイクルの大手企業で2017年6月20日、福岡県に「モバイク・ジャパン」を設立し日本全国への皮切り準備が完了しています。

 

Mobikeの特徴

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〇GPS搭載

各自転車にはGPSが搭載されており、携帯アプリで自転車を探しQRコードをスキャンするとロックが解除される仕組みです。
「街の全てを駐輪場に」をコンセプトとし前面に打ち出しています。

〇自転車の特徴

自転車はシルバー×オレンジで、特徴的な目立つ色になっています。
中国では、カゴの有無やサドルの調整の可否など3種類の自転車があります。
最大の特徴は、「チェーンやタイヤチューブ」など壊れやすい部品を使わずに作られておりシンプルな構造になっています。「4年間故障なし」で使える自転車をコンセプトに開発された自転車です。

 

Mobikeの使用方法

technode

1.モバイク専用のアプリをインストールします。
2.アプリを起動すると周辺地図とエリア内にあるモバイクの位置が表示されます。
3.車体の前後二か所に異なる2次元バーコードがあり、携帯アプリで読み取ると電子ロックが解除される。
4.目的地に到着後は、ロックをかければ終了。
5.携帯の電子決済で支払いが行われる。

以上がモバイクの利用から返却までの簡単な流れです。

Mobikeの使用感は?

techcrunch

自転車と構造が違い「壊れにくい自転車」をコンセプトニ開発された自転車であり、実際はスピードの遅さや重さが感じられる。ママチャリよりも遅く、日本での実用化に向け大きな課題となるだろう。

 

Mobikeと日本のシェアサイクルとの比較

docomo bike share SMART SHARING

自転車自体は日本のシェアサイクルの方が良いでしょう。モバイクは壊れにくい構造を追求するあまり、スピードの遅さや重さが弱点として挙げられます。
利用の流れに関しては携帯アプリに登録し使用、料金は電子マネー支払いと違いは見られません。
一番の注目点は、日本のシェアバイクではポートの呼ばれる決められた駐輪場で借り、ポートへ返却しなければならない。モバイクは、街の全体を駐輪場にするためGPSで自転車を管理している。借りる・返却する共に私有地以外ならどこでも大丈夫と大きな違いがみられます。利便性ではモバイクは優れていますが、日本での「街全体を駐輪場に」の実用化は難しいと考えられます。